人に対しアピールする人間には興味なし、人によっては恐怖を感じるバンサー。(特に男性、中でも肌の色の黒い人。理由はまた別の機会に) 興味があるのは同族だけ、犬、犬、犬だったのがしばらく前から変わり始めました。
昨年12/5
「犬友君と一悶着」の中で、「他の犬が私に近づくとブロックする」と書いています。最初の数ヶ月間は私は離れて犬同士の挨拶で終わらせていました。相手の犬には近づかないように。バンサーが唸ったりブロックしそうな時には叱らずに退散。私を自分の家族と認識し始めている芽を摘みたくなかったからです。
その後、今度は相手の犬に声をかけたり触ったりするようにしました。バンサーが反応したら「NO」で止める、それはダメだよと教える。その次は、「NO」と言わなくても良いように、相手の犬を触る→バンサーが反応しそうになったらバンサーにも「Good Boy」と言ってヨシヨシする、を試みました。
その結果起こった変化は、
自分も相手の飼い主さんに寄っていってみるぅ
でした。
これは人間が無理に教えることは出来ないので、相手の犬がそうするのを見て学習したんだと思います。最初は背後からお尻や足に小さく鼻チュン。これ、バンサー式の挨拶ですが気がつく人は少ない。次第に前に立って相手の飼い主さんを見上げるように。
「ボクにもヨシヨシしてください。」まだまだ控えめで場合によっては気付いてもらえないこともあるけど、これで十分です。バンサーよく出来た! ちょっとずつ人間への不信感、恐怖心を克服しつつあり、同時に人とのコミュニケーションに興味が出てきたようです。
人に対してもシグナル散歩のときはゆるゆるリードで、基本バンサーの好きなように歩かせています。ですが、向こうから人が来たとき、すれ違わなければいけないときは、私の左にピタッとつけ建物の壁や生垣などとの間にバンサーを挟み、リードを短くもってすれ違います。そんなことをしなくてもバンサーは人には寄っていきませんが、相手の人に分かりやすくアピールするためです。相手の緊張が激しいなと思ったときには、壁と私との間に挟み、お座りさせて相手が行き過ぎるのを待つこともあります。
「バンサー」と声をかければ私の意がわかるので、バンサーは歩を緩めて私の横に並ぶようにするのですが、しばらく前から、相手との距離が縮まってきたタイミングでクンクン地面の臭いかぎをしたり、その辺でオシッコしてみたり、すっと左につけることがなくなりました。最初私は (なんでこのタイミングでウロウロするの・・・) と内心がっくりしていたのですが、どうやらバンサーは相手の人に対してカーミングシグナルを出しているようだと気付く機会がありました。相手と対面せず、直視せず、体の側面を見せて臭いを嗅いだりオシッコしたり。「落ち着いて。敵意はありませんよ。」と相手に伝え、「落ち着け自分自身」と自分にも言っているようです。
私がわざわざ左につけさせていた意を理解したのでしょうか。真意は分かりませんが、これも人を意識し始めたことの現われだと思います。
留守番も平気に留守番が出来るかどうかと言えば、最初から答えはYES。ただし、それは表面的なことに過ぎませんでした。一人で家に居る、騒がない、家具やモノを壊したりしない。しかし本当は不安で不安で、何時間でも玄関にピタッとくっついて待っている。留守番では相当神経をすり減らすらしく、私が帰ると爆睡もしくはお腹を減らして食べ物を欲しがる。この状態が気がかりだったのですが、
ここ最近2回の留守番では大きな変化がありました!
1度目は帰ったら一番奥の部屋から出てきた(バンサー専用マットがある)、2度目は寝室から出てきた(クレートがある)。玄関にくっついた不安小僧から、自分の場所で寝て待ってる君に変身だ! 良かった、ほっとした。やっと、飼い主は戻って来るんだと思えるようになったみたいです。
一方で、バンサーに留守番させるには気をつけるべき点もあります。
出かける時にはちゃんと言って聞かせること。1ヶ月前のこと、「出かけるね、帰ってくるからね」と言おうとしていたところ、約束していた友人が既に玄関前に来てしまい、バンサーのことはそこそこに慌ててドアを閉めて出かけてしまいました。数時間後に帰ってみると、いつもとは顔つきも行動も違うバンサーがいました。オドオドと身を小さくして、呼んでも距離を取って接近をためらっています。まるでうちに来た当初のバンサーに戻ったようでした。その時、しまった、そうだったと改めて彼との約束事を思い出しました。
留守番の約束事はこうして出来た某カリスマトレーナーによると、「出かけるときに犬に声をかけない、無視して家をでること」。これ、実践しました。その結果は↓↓

我が家に来て1ヶ月の頃
バラバラにされているのは全てバンサーの散歩用品。(家具やその他のものには手を付けていない。それはそれでスゴクない?)
この方法はうまくいかない、だったら寝ている間にそっと出かけてみよう。その結果は、上記のようにオドオドビクビクになってしまい、回復までに数日を要しました。
そして、やっぱりちゃんと言い聞かせたほうが良いのでは? と3回目のトライで「出かけるね。3時間くらいで帰るね。待ってるんだよ。」と、きっとバカじゃないの?と思う人も居るでしょうが、何度も何度も話しかけて出かけたのです。すると、ちゃんと静かに待ってました。不安げなのには変わりありませんが、理解はしているようでした。この日以降、留守番をさせる時には声をかけて出かけるようになったのです。
*声をかけて出かける、別れる、は実は昔からやっていたことです。犬が納得顔になるまで「帰ってくるね」「また来るね」と言い聞かせて、後追いをしたり吠えたり癇癪をおこしたりする犬は1匹もいませんでした。1年半でやっとここまで来ました。これからが本当のコミュニケーション構築期だと感じています。
ちょうどそのタイミングで帰国、環境の変化が入るのは正直「くそっ」な気持ちですが仕方ありません。それまでに出来るだけ距離を縮めておきたい。
バンサー、がんばるぞ!
posted by mie at 21:00| クアラルンプール

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日記
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